[server] sudoの設定方法メモ

2015年9月3日

サーバー テクノロジー

サーバー構築をした後で、セキュリティを考慮してSU権限と一般権限を分けて運用するのはセオリーですが、管理権限を必要とする作業が発生する作業員に対してsuパスワードを教えるほど危険な事はありません。 という事でsudoコマンドを使ってコントロールするワケですが、Linuxのデフォルト設定ではコマンドはインストールされているのに設定はOFFに鳴っている場合がほとんどなので、少し面倒くさい設定方法をメモしておきます。

config設定

$ vi /etc/sudoers で編集してもいいのだが、 $ visudo で標準エディタを通して修正できるようになる。 このコマンドで編集するメリットとしては、編集後に記述に不具合があると What now? Options are: (e)dit sudoers file again e(x)it without saving changes to sudoers file (Q)uit and save changes to sudoers file (DANGER!) という風にsyntaxエラーを教えてくれて、修正を進められます。 「e」キーを押してすぐに修正しましょう。 肝心の編集内容は下記のようにしましょう。 # ユーザー名 ホスト=(権限) コマンド root ALL=(ALL:ALL) ALL ユーザー:sudoを使える対象ユーザーを直接入力できますが、%***とすることで所属しているグループでの登録もできます。 ホスト、権限、コマンド:特定してもいいが、使いづらいので通常はALLを指定します。

確認方法

一般ユーザーでログインをしなおして、下記コマンドをたたいてみましょう。 $ sudo hostname [sudo] password for user-name: *** linux-host-name 一般ユーザーのパスワードを入力することでhostnameが表示されれば、権限移譲成功です。

その他情報

debian系とredhat系で標準エディタが違っているようなので、切り替えを行いたい場合は、以前の記事を参考にしてください。 「Linux標準エディタの切り替え」

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