C言語の関数操作

C言語の関数は他の言語とさほど扱いは変わらないので、学習コストも比較的低いはずです。
ただ、型にうるさいC言語なので、その点だけ注意しましょう。
また、関数を集めたライブラリを別ファイルで構築しておき、色々なプログラムで共有することもできるのでやり方をメモします。
1ファイル内で関数を記述
func.c
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#include <stdio.h> void testPrint(char *val){ printf("%s\n",val); } int main(void){ testPrint("hello-world!"); return 0; } |
注意点
注意点は「main」関数は、全ての関数よりも一番下に記入すること。
どうやら、関数の定義ができていない状態で先にmain内で実行するとエラーになってコンパイルできない。
実行
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$ gcc -o func.app func.c $ ./func.app hello-world! |
関数を別ファイルに記述する方法
func.c
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#include <stdio.h> #include "lib.c" int main(void){ testPrint("hello-world!"); return 0; } |
lib.c
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void testPrint(char *val){ printf("%s\n",val); } |
注意点
ライブラリの読み込みは<**>だが、任意ファイルの場合は、クォーテーションになっている箇所を間違えないように。
実行
1ファイルでも複数ファイルでも、実行方法は同じです。
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$ gcc -o func.app func.c $ ./func.app hello-world! |