無知の知の利点

2016年6月4日

コミュニケーション マインド 学習

「無知の知」という言葉の意味は
自分が物事を知らないという事を自覚している
自分は何が出来て、何が出来ない、何を知っていて、何を知らないかを理解できている人は、 物事の分別が付けることができるという事なのですが、 世の中で問題視される事は、「知らない事を自覚できていない人」です。

知ったかぶる無知

知ったかぶりをして、雄弁を振るう人は、経験をしている人の足元にも及ばないし、 知らないことを度外視して、自分の知っている範囲内で全ての勝負をしようとする人は、 特定の場面では有効な場合はありますが、視野を広く持たなければいけないビジネスの場や アイデアを活用しなければいけないようなイノベーションの場においては、足かせにしかなりません。 おそらく、仕事場やサークル内では「扱いづらい人」とか「困ったちゃん」のレッテルを貼られていると思います。 もちろん、世の中のことを全て知ることは不可能ですが、 重要なのは本人に知る意思(意欲)があるかどうかだと思います。

怠け者の無知

そもそも知る努力をしていなくて物事を知らない人は単なる怠け者であるし、 人並み程の努力が足りていない場合も、同じくレベルが低い知識と言えるため、 まずは世の中の水潤を知ろうという事が重要なのですね。 まずは、世間一般的に何が標準なのかを知る努力をしてみてはいかがでしょう? 怠けるという意味を調べてみると、「仕事をしない」とか、「元気がなくなる」という風にネガティブな要素なので無知であり、ネガティブである怠け者は、救い難いワケです。 http://dictionary.goo.ne.jp/jn/164832/meaning/m0u/

ググる無知

最近の傾向だが、「ググレカス」という常套句はもちろん無知な人の行動不足に対する嫌味なのだが、ググりすぎると、頭のインプットが少なくなる危険性もあるようだ。 覚える、勉強する、という事は「ググればわかる」という事にかき消される人が多いようだ。 頭の中の情報量には上限値があり、何かを覚えた時は、同じ量が忘れ去られるという事を間に受けて、だから覚えないと豪語する始末の人がいるようです。 調べてみたところ、人の脳は10ペタバイトもの記憶領域を持っているとされている様です。 http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201601_post_8711.html どのくらいの量かというと、DVDで例えると、200万枚ぐらいの量です。 人により、差はあるものの、その器を上手く使うかどうかは、使い手に委ねられているワケですね。

知らないコミュニケーション

物事を知らない事で、知っている人に聞く事ができます。 面倒くさがって説明をしない人もいますが、多くの人は、知らない人に知識を与える行為を快感に感じる様です。 http://www.jtua.or.jp/education/column/skillup/201507skillup.html 「賢者は聞きたがり、愚者は教えたがる」とは、とても上手い例えだと思われますが、聞く事は、何も恥ずかしくなく、知らないと公言した方が、その後いい事が多い様です。 話を聞く姿勢は、とても良いコミュニティを形成する事ができるので、さらなる福をもたらす事でしょう。

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