初心という超能力

2016年7月17日

マインド 学習

ビギナーズラックという言葉を聞いたことがあると思いますが、僕はパチンコもポーカーも麻雀も宝くじもビギナーズラックは存在しませんでした。 それ以来、賭け事は向いていないと自分に言い聞かせるようにしていますが、意外と僕の周辺にはビギナーズラックを信じている人が多いので調べてみることにした。

何故、初心者は幸運なのか?

次のページを見ると、ビギナーズラックを少しまとめてくれています。 初心者はラッキーが起きやすい!?ビギナーズラックが起こる理由3選 要するに、「まぐれ」という事なんですね。 確率論である事であれば、初心者でたまたま勝てたとすると記憶に残りやすいという事も理由としてあるかもしれないので、ベテランの人が初心者相手に勝っても、当たり前という事で、潜在的な意識がビギナーズラックという言葉を生み出しているかもしれませんね。 例えば本当にビギナーズラックがあるとして、果たしてそれを証明することが可能かどうかという議論何かの資料で見たことがあるのですが、「ビギナーズラックが無い事を証明する事が極め困難」という結論らしいです。 裁判で言うところの、「疑わしきは罰せず」に似た理論ですね。

初心の特権

何事においても初心が存在します。 楽器を習い始めた頃、勉強をし始めた頃、パソコンを購入して触り始めた頃、スポーツをし始めた頃・・・ 本当にスタート時にはどれも大変苦労すると思いますが、実は初心者というだけで非常にメリットが存在する事があります。 それは・・・
ビギナーだから人に甘えられる
です。 実は非常に重要な事なんですが、何かを始めた時に、本やインターネットで調べて独学で勉強やトレーニングをするよりも、ベテランの人に教えてもらったほうが遥かに効率的に上達できるというワケです。 そりゃそうですよね。高い金を払って学校に行く人はまさにそういうことです。 もちろん、独学でどんどんスキルを高められる人も世の中には沢山いますが、そんな人でも上級者から教わることを体験しておくことをオススメしたいと思います。 そして何より、初心者なんで、どんなくだらないことでも質問できるという特権は、ベテランになればなるほど、人にしずらくなるに違いありません。
教えて君
でいられる唯一の瞬間なのです。

初心の戸惑い

色々な事を始めた頃のビギナーレベルの時、非常に不安がいっぱいだと思います。 僕も、とあるイベントでSAXを演奏しなければいけないというある意味罰ゲームちっくな状況に置かれたことがあり、 1ヶ月半という期間で1曲演奏できる事が課題でした。 SAXという楽器の特性もあり、毎日会社が終わって、自宅に帰って夜中に演奏するなんて事ができないので、土日に家の窓を締め切って少し小さな音で練習するというかなり制限された環境での練習を余儀なくされましたが、 他の楽器パートの人とセッションを週に1回程度セットしてもらい、行なった所、練習スタジオでの1時間ほどの練習が、今思えば一番上達できたポイントだったと考えられました。 実は初心者であればあるほど、上級者の何がすごいかを理解することもでき、細かなテクニックではなく、自分にできない事との差別化を身をもって体験できるので、初心者は「できない」と思い込むよりも「どうすればできるか」という無心の方向で進むことでより上達への近道になることが体験できました。 ちなみに、僕の周囲にはSAXに詳しい人が一人もいなかったので、先生は「Youtubeでひたすら動画を見る」でした。

初心からの脱却

初心者である程度レベルアップができた段階で、初心者ではなくなり、他の新しく事を始めた人よりも上級者という事になります。 そうした時に、自分がどうやって初心者からステップアップできたかを、説明できるスキルを忘れずメモるか、残すようにしましょう。 もちろん、人に伝えるという事で重要な役割にもなりますが、自分の功績として残す事も重要なことだと思っています。 何故ならそれは、自分の記録であり、自分史なんですね。 せっかく苦労してステップアップした内容は自分だけのレシピという事なので、貴重な体験談を日記レベルでもいいので、是非残しましょう。 おすすめはブログですよ・・・

無知の知

テレビを見ていたらMr.マリックが「初心者は超能力者」という事を言っているのを聞いて、非常に納得したので、今回のブログテーマにしたわけですが、色々調べたり自分の考えを書き綴ってみて改めて初心者という物事に対して1度しか味わえないという事を貴重な事と感じました。 「知らぬが仏」とは、裸の王様が自分の本当の姿に気が付かないほうがいいという、皮肉な言葉ですが、ある意味知らな方が、強くなれる場合もあるという分かりやすい例えでもあります。 また、「無知の知」というのは逆に、自分が知らないという事を知っているとして、常に自分を客観視出来ている、比較的賢い様子を表していますが、こういった人の多くは「覚めた人」とみられる場合も多く、僕個人としても、「知らぬが仏」ぐらいのアホさ加減が非常に人間味があって人として好まれるのではないかと思います。 ただ、アホな人というのは往々にして、考え方事態が稚拙な場合が多いので、それによる大失敗をしちゃうんですけどね。 適度なアホでいたいと切に願う下駄でした。

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