相手に得したと思わせる技術

2016年10月1日

コミュニケーション マインド 学習

世の中損得勘定が出来ないやつはアホやで〜〜〜!! という声が夕焼けの方からよく聞こえてくるんですが、本当にそうだと思ったので、書きますね。

損得勘定ってガメつい?

人と人との関係で損得勘定というと、少しガメついというか、下心があるように感じる人が多いかもしれないが、それは自分が得をしようと考えるからであり、コミュニケーションによる損得勘定で相手の得が考えられる人は優れている人が多いということ。 お釈迦様のように聞こえる人もいるかもしれないが、例えば、小さい子供を持つ親であれば、子供優先という自分以外の人を優先する気持ちは分かりやすいかもしれない。 それでもって自分が損をしてもいいかというとそれも違っていて、ビジネスの現場でよく聞く「win、winの関係」っていうアレです。 相互に得しないと意味ないでしょ。 じゃあどうやればいいの?というのが今回の記事になります。

客に対してはプラス効果

接客業において、相手の得を優先できなければ、接客と言えませんよね? たまに会う残念な営業マンの人で、自社の売り上げを上げるために、顧客にでたらめな情報を提示したり、中にはウソ言ったりする人もいるぐらい、一緒にいるだけで損をしてしまう人は世の中にいます。 人に対して損をさせてやろうという詐欺師まがいの人もきっと少なくないのではないでしょうか? 営業現場では、購入する人に対して「得した!」と感じてもらわないと絶対にお金を出して買ってはくれません。 ただ、そのために嘘を言っても良いというワケではなく、本音トークができて得をしてもらえれば、ここに信頼関係が生まれるという事です。 どこの会社も、「営業活動」というモノは行わなければいけないのですが、一見さん商売であれば、信頼関係は不要かもしれませんが、リピート商売をやるのであれば、信頼関係は必須でしょう。 売る側としては、「信頼関係」が築けるという事こそが、「得」という事になるわけです。

人間関係においても、コミュニケーション向上

友達関係において、損得はどういう時に発生するでしょうか? 会社の同僚や、同級生、同時に参加したイベントなどでの仲間意識は、ある意味「ライバル意識」という面も持っています。 そうした時に、友達や仲間と自分を比べて優劣があったら、損得の感情が発生しますよね。 この損得をうまくコントロールできる人は、仲間コミュニケーションが異常に上手い人が多いので是非お手本にしましょう。 友達関係でも、飲みに行った時によくおごってくれるキップの良い友だちや、よく知識を与えてくれたり、助言をしてくれたり、相談に乗ってくれたり、一緒にいるだけで気分がよくなるという友達もいるかもしれません。 そういう損得勘定のやり取りを意識してみると、友達関係が向上するだけでなく、新たな友達の輪が広がりやすくなる事も有りえます。

相手が得したと思う瞬間

人とのコミュニケーションにおいて、相手に不快な思いをさせるのはご法度なのですが、相手が不快になるかどうかは、人によって感覚が違う為、難しいと感じる場合もあります。 相手が「得した」と思うのはどういう時でしょうか。
・お金をおごってもらった時 ・一緒にいて偶然良いことがあり、気分が良くなった時 ・知らなかったことを教えてもらった時
大体が、何かの対価を得られた時に得した気分になると思います。 「相談に乗る」や「教えてもらう」というのは、知識の対価という事で、お金に代えがたいものでもあり、そういうモノを与えてくれる人の多くが、一緒にいるだけで得をすると思ってもらえて非常に重宝がられる人材とも言えます。

デメリットも考えよう

ただし、相手をヨイショすることや、自分の劣等感を話す事で相手を持ち上げて気分を良くする技も悪くはないですが、意に反する事もあるかもしれません。 こちらが良かれと思って相手にプレゼントしたものが、相手の嫌いなモノであったり、たまたま機嫌が悪くて、接触したが為に怒らせてしまったり・・・ 人という生き物は気まぐれでもあるので、そういう空気を読むという事も提供側として必要な要素かもしれません。

結論

相手が得をするという事に対して、無条件に喜べるような関係性を作ることが非常に重要という事。 もしかしたら、そういう気分になれない友達がいるとしたら、そこまでの関係は作れないかもしれないが、お釈迦様の教えで広い心を持つことの重要性が説かれていますが、坂本龍馬も言ってるじゃないですか
「心はいつも太平洋ぜよ!」
・・・と・・・ 広い心が、自分も相手も「得」を生むという事かもしれませんね。

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