[Book] マンガでわかる!幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門

2018年8月25日

レビュー

僕の部屋はとても散らかってます。 そして、仕事をする時のタスク管理も、プライベートの内容もかなり、とっ散らかっています。 手書きの手帳、ホワイトボード、携帯電話、PALM機器、電子手帳、スマートフォン、会社の後輩や部下、嫁・・・ 数々のタスク管理を試してきましたが、今だに安定したタスク管理ができておらず、作業を散らかしまくっています。 お陰で作業を忘れたり、日によって忙しさがバラバラだったりとして、ムラがありまくりです。 「マンガでわかる!幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門」という本をKindleで見つけて読んで見たところ、かなりの目からウロコだったので、Amazon Primeの人は是非、読んでもらいたくブログに残しておきます。

どんな本?

全編、漫画で描かれており、非常に読みやすく、1時間もあれば、1冊を読破できてしまいます。 タスク管理に挑戦するサラリーマンお父さんと、それにアドバイスする嫁、なんと幼稚園の子供も父親と同時に自分のタスク管理に挑戦してしまうというおもしろ日常ストーリーになっています。 とにかく、「タスク管理」をこれまで挫折したことがある人を対象に書かれていて、「あるある」という内容から「そうすればよかったのか!」というポイントまで書かれていて、色々なタスク管理の事が書かれている書籍よりも、すんなり頭に入ってくる感じがしました。

この本のポイント

実際にこの本で書かれているタスク管理については、大きくは下記の分類になります。
・タスクを集める ・タスクを処理する ・タスクを整理する ・タスクを実行する ・タスクを記録する ・タスクを活かす
この手の本では大体が「タスクを実行する」ところまでは書かれているのですが、その後の「記録する」と「活かす」というポイントは、モチベーションになる箇所でこの点を重要視しているのがとても印象的でした。 簡単に説明すると・・・ 1. タスクを集めるのは、とにかく分類などを考えずに思いつくがままに書き出していく。 →タスクの中身を気にしながら書き出していると、途中で悩み始めたり、分類することがメインになってしまうので、ここではテクニックとして書き出す作業に集中するという事がポイントのようです。 2. その後、書き出されたタスクで、大きめのタスクと小さめのタスクを分類して大きめのタスクは、小さいタスクの集まりにするようにする。 →大きいタスクはどうしてもタスクを実行するときに時間がかかってしまうので身構えてしまうタスクになりがちで結局手付かずになったりしてしまいます。そこを実際に作業をする手順に近い小さなタスクに変換してあげる事で滞るタスクを無くしていけるのだそうです。 そして、小さいタスクに分解できるようになると、タスク管理の精度も上がってきますよ。 ちなみに、この本では大きな作業は「プロジェクト」、小さな作業を「タスク」ときちんと名前を分けて呼ぶ事で、タスク管理という言葉を理解するようにしていました。 3. 分類分けは「コンテキスト」というやり方で時間別、環境別、状況別などのやり方が書かれていましたが、ここは人それぞれになりそうなので、参考というよりは自分なりのやり方を見つける必要があります。 →時間と環境(場所)を入れておくと、その時のタイミングでのみやる事リストがまとまって見えるので、全体のタスクをみてうんざりするよりも「その時だけのやる事リスト」として確実にこなしていけるのだそうです。 4. ToDoリストは、「作業完了日」が書かれることが多いのですが、「作業開始日」も同時に記載する事で、締め切りギリギリになって動き出す思考を改善することができるみたいですね。 確かに「まだ終了までに時間がある・・・」と安心していると、他の突発作業が発生して、慌てふためく事があると、ドタバタになってタスク管理どころではなくなってしまうので、その辺の確実性を増すためにも、開始日をしっかり意識する事なんですね。 5. 実際にやった作業を記録する事でその後に同じ作業をする時の備忘録になり、より精度の高い作業がこなせるようになります。 →僕はブログを書く事でそれをこなしてきてましたが、タスク管理ベースで行う事でより達成感を感じるようになるかもしれませんね。(大変そうですが・・・)

紹介されていたスマホアプリ

1. Nozbe GTDを実践するためのツール。 日本語メニューに対応していてわかりやすいです。 2. Toodledo 機能性が高いクラウドサービス。 レベルの高いタスク管理ができます。 3. TaskChute Excelベースのツール。 タスク管理と作業記録が同時にできるので、便利。 GTDという聞きなれない事がが出てきて、この本で説明されていなかったんですが、「Getting Things Done」の略で、個人ワークフローの管理手段なのだそうです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/Getting_Things_Done この手法を学習してみるとより理論的なタスク管理ができそうですね。

本を読み終えて

タスク管理をやるのが少し楽しく感じるようになってきました。 どうじに散らかっている部屋を片付ける方法も教わったようにも思われて、ルーティンワークとしてタスク管理と、身の回りの片付けはやるモチベーションをもらいました。 さて、とりあえず、散らかった仕事部屋を片付けて仕事のモチベーションを上げるとしましょうか。

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