マーケティングの法則「Rule of 7」

2016年6月18日

セミナー レビュー 学習

Google社の開催していた「Atomosphere」というイベントで色々と面白い話を聞いたので、紹介したいと思う。

Rule of 7

マーケティング用語という事らしいのだが、このイベントで初めて耳にしたので、すごく気になった上、説明を聞いて非常に気に入った。 この「Ruleof 7」というのは、人は7回見たものは頭に深く刷り込まれるというモノで、 例えてみると、朝ごはんを食べながらテレビで見たCM広告と同じものを、会社に通勤する時に家から駅までの間にある看板看板、電車の改札に貼ってあったシール広告、電車の中で目にしたつり革広告、立ち寄ったコンビニで立ち読みした雑誌で目にした広告ページ、会社の同僚とその商品の話をして、ランチ時に入った店でその商品を店員からオススメされたらどうだろうか。 消費者としては、恐らくその商品が気になっていて、思わず注文する人も少なくないでしょう。 このように、7回の刷り込みが確実に印象深くなるということだそうだが、ココのページでは、6回や8回ではダメなのか?・・・と・・・実は別に7という数字でなくても構わないが、人にとってなんとなく特別な数値であるという風に説明されている。

類似のルールオブ7

ググってみると、トランプゲームで同一タイトルのものがあるらしい。 Rule of Seven - Rule of 7 このゲームがマーケティングに関係しているかどうかは不明だが、恐らく全く関係ないだろう。 また、関係ないだろうが、Japanese Rule of 7というサイトもあるようだ。

使用例

このマーケティング戦略を自分の仕事や生活で使ってみようと考えた。 まず仕事でのプレゼンテーションや他の人へのアウトプットにおいて、7回表示させる事によって、刷り込みを行なったり、 恋人や家族に対して、刷り込みたいことを7回伝達するという方法で実現してみよう。 小さな子供であれば、親に対して欲しいおもちゃを7回アピールしてみよう。

禁止事項

このルールオブ7という手法は、同じ事を7回繰り返しても意味がないようだ。 違うシチュエーションで7回という回数が重要という事なので、繰り返しというより、シチュエーションや場面を変えてトライする事が重要なのだそうだ。 よく考えるとそんなことぐらいは分かるよね?

7という数字

「Rule of 7」と関わりがある言葉で「Magical number 7」というのがあるらしい。 これは、7という数字が魔法の様に色々な効果があるという事らしいのだが、wikipediaにも説明が掲載されていた。 この「魔法の数字7」は、人間の記憶力は一度に記憶できるのはだいたい7桁ぐらいという事でこの言葉らしい。 ここでも、7という確実な数字ではなく、6桁でも8桁でも、人のスキルに応じてあり得るらしいので、あくまで7という数字は縁起担ぎに近い間隔なのだろう。 たしかに「Lucky 7」という言葉も全く根拠もクソも何もない事は誰もが気がついているし、カジノで何故「777」がラッキーなのかも、意味が説明できない。 日本語でも「七転び八起き」ということわざもありますよね。 何度つまずいても必ず起き上がることができるという意味ですが、ことわざの中でもかなり上位の前向きことわざです。 なぜ人は「7」 という数字が好きなのか? ここのサイトで、投票を行った結果世の中の人は7が好きな人が多いという事と、その要因を推測してあります。
・曜日 ・太陽系の天体の数 ・素数 ・人体のチャクラの数
抜粋するとこんなカンジです。 とにかく人間は7という数字がポジティブであるという事は潜在的なのだと言う事を覚えておくと、マーケティングとしても、私生活でも役立つかもしれないという、迷信です・・・

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